エカマイ
《エカマイ駅周辺の概要》
エカマイ駅の前にあるソイ・エカマイは近年お隣ソイ・トンローと似た雰囲気を発散するようになってきました。高級クラブや若者が集うハイソ系クラブなどが通りに多数存在し、外国人も多く住んでいます。バンコクの東側の観光エリアは大体この辺りまでです。
《エカマイバスターミナル》
エカマイ駅を西口から降りたところにエカマイバスターミナルがあります。ちょうどソイ・エカマイの反対側。このバスターミナルは、チョンブリーやパタヤなどタイ東部行きのバスの発着場となります。
《MKゴールド》
ソイ・エカマイを５０メートルくらい入った左手にタイスキのお店MKがあります。MKとはそもそもタイの庶民から愛されているタイスキのチェーン店なのですが、ここのMKは名前にゴールドという文字が入ります。普通のMKと何が違うのかなと思い興味深々に入店したことがありますが、何てことはない、ただ器や皿が金でできているというだけでした。確かに金と見栄を張ることが大好きなタイ人には受けがいいのかもしれません。ちなみに値段はMKノーマルよりやや高め。
《エカマイ・ショッピングモール》
エカマイ・ソイ１０にあるこのショッピングモールには、味吉らーめんやお店の前の赤提灯が印象的な関西風お好み焼き店・みちずれが入居しています。アソークから東へ続く日本人密集地帯はここソイ・エカマイ辺りまで続きます。
《サンティカ》
ソイ・エカマイにはお隣ソイ・トンローと同じ空気が漂うクラブが多数あります。中でもエカマイ・ソイ９付近にあるサンティカはお店の前にある駐車場に高級車がずらりと並ぶハイソ系のクラブです。タイの有名ミュージシャンによるライブもたまに開催されます。白人率も割りと高い。
《エカマイ駅前に見る光と影》
エカマイ駅のまん前に何やらとんでもなくでかい２棟の高層ビルが建設中です。コンドミニアムだと思いますが、バンコクは１９９７年の通貨危により一時経済は鈍化しましたが、その後は順調に経済発展を遂げ、いまだに街のあちこちで建設ラッシュが続いています。私が初めてタイを訪れた８年前と比べても大きく街の外観は変わってきています。
この超簡素なプレハブは上記の高層ビルの前に陣とっています。ここは建設労働者の住居です。タイの地方都市から来ているのか、それとも周辺国から出稼ぎにやってきている人たちなのかはわかりませんが、これがタイの光と影の部分でもあります。埋めがたいほどの貧富の差がタイ社会を覆っています。
